名古屋のおtoさんのひつまぶし

名古屋で共通の好きなことや趣味を持つ友人を作れたらいいなと思ってます。ひまつぶしに更新中....。そして女性漫画布教にも力をいれていきます。

【ひつまぶし】マッチングアプリで出会った子①

社会人になると、自然に待っても出会いはない。
だから、積極的に出会いにいかなければいけない。
一昔は出会い系、出会い系と言われていたが、今は割りと使う人も増えたのではないだろうか。
ちなみに今はマッチングアプリと言われてるけど。(まぁ、いわば出会い系ですよね)


岡山にいるとき、一人の子とマッチングした。
自分より一つ年齢が上で、口元は隠れているが童顔な感じがした。
趣味も結構合ったのでメッセージのやり取りがよく続いた。
岡山の真庭市に住んでいて、短大を卒業してからは児童館とパン屋でアルバイトをしている。
アプリを使い始めたのは、彼氏に振られて傷心してたところ、広告で見つけたとのこと。

マイページっていうのかな?女の子のサブ写真のある1枚でものすごく盛り上がった。
その写真は島根県のサンドミュージアムにある一年時計。
昔、「砂時計」という少女漫画の舞台にもなっていて映画化もした作品だ。
私はその作品が大好きで、その作品の男の子(主人公)が大人になったときにネックレスにしていた砂時計のネックレスが欲しくて、ストラップを買ってネックレスに付け替えたりした。

それをその女の子も同じことを考えていて、同じことをしていたらしい。


それからメッセージをしていたが、どうもメッセージが早いし多い。
毎日、おはようからおやすみまで続き、「仕事中じゃないの?」と思う時間でも一瞬で既読になって返ってきたりした。
「話題が尽きないなぁ、よく話す子だなぁ」と思っていました。
会うまでは。


やり取りを始めてから二週間後に会うことになった。
写真とは若干違っていたが、だいたい合ってるかなーってところ。
ただ、声がおばあちゃんのような枯れたような感じの声。
お互い砂時計のネックレスをして、「おそろいだねー」みたいな話をしながらカフェへと入る。


「・・・」


恐ろしいくらい無言である。
LINEでのやり取りが別人なのではと思うくらい。
緊張してるのかなと思いはしたけど、会話もあまり返ってこない。
とりあえず、LINEでやり取りしたことを反芻しながら会話は積極的にした。


カフェでのランチ後は、ウィンドウショッピング。
雑貨をぶらぶらしながら、色々なものについて、「これって○○だねー。」「おもしろいねー」などゆるーく話していると、突然女の子が、


「あ、これかわいい」と私を呼び商品に指差した。


『どれどれ』と見てみると....




『赤ちゃんの記念写真たて』




「....そうだね。かわいらしいね。」


ものすごく、コメントに困るものをぶつけてきた。


「あ、これもかわいいねー。」




『ウェディングアルバム』


「.....そうだねー。」


わざとなの?冗談なの?天然なの?
もう、色々なことが過った。


いや、私の考えすぎかな?とその時は思うようにした。

一度また、お茶でもしようと喫茶店を探すと、


「ここ、なんか良い感じだね。気になる。」
と言ってきた。
その方向に目をやると、



『ウェディングカフェ』



「あー、確かに気になるねー。あー、でも、ここカップルが行くところみたいだよー」(棒読み)


といって軽く流し、直ぐ様別の喫茶店に入る。


そして、また会話が止まる。


女の子の結婚関係のものについての飛び付きに恐怖を感じた私は、その後連絡は続けたが、彼女が出来たと伝え、フェードアウトしたのだった。

今となっては話のネタにはなるけどね!